研究発表一覧

第22回(2024年9月14日、於早稲田大学戸山キャンパス第11会議室)

  1. 渡邉陽菜乃「鎌倉時代の古文書における宣命書きについて」
  2. 加藤大鶴「円珠本『朗詠要抄』博士譜の予備的検討」
  3. 山岡華菜子「『西周文書・稿本(七)』 の声点位置に関する一考察」
  4. 佐藤栄作「正宗文庫蔵『倶舎論音義上』について―京大転写本の原本の出現―」

第21回(2023年9月16日、於早稲田大学戸山キャンパス第5会議室)

  1. 小俣真由佳「翻訳された日本語と非翻訳の日本語における性差の比較—新聞のインタビュー記事を対象に—」
  2. 中津陽菜「三重県旧南勢町における二拍動詞五段活用連用形アクセントの変化」
  3. 山岡華菜子「近世期の資料における日本語アクセントの記述をめぐって」
  4. 佐藤栄作「ハ行転呼と濁」
  5. 上野和昭「早稲田語類とはなにか」

第20回(2022年9月10日、日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟303会議室)

  1. 上野和昭「開合名目抄について」
  2. 王曹傑「文雄の漢音ー韻母の仮名表記と正誤認定ー」
  3. 加藤大鶴「漢文訓読文における漢語アクセントの実現—朗詠要抄と和漢朗詠集の比較から」
  4. 中津陽菜「三重県伊勢志摩地域における方言アクセントの報告」
  5. 山岡華菜子「方言コーパスを利用した付属語アクセントの研究」

第19回(2021年9月11日、Zoom開催)

  1. 山岡華菜子「副助詞「くらい」のアクセントに関する一考察」
  2. 加藤大鶴「『朗詠要抄』をアクセント史研究に用いるための基礎的問題」

※2020年度の研究会は、新型コロナウイルス感染症蔓延のために中止しました。

第18回(2019年9月14日、於日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟4Fマルチメディア室)

  1. 山岡華菜子「京阪地域における動詞活用の付属語アクセント」
  2. 加藤大鶴「漢語における去声+去声の連接および後項の「声調」変化―色葉字類抄を中心に―」
  3. 佐藤栄作「「令和」のかたちについて」

第17回(2018年9月8日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 王曹傑「元禄版『四座講式』声点付漢語について―漢字二字4拍の漢語アクセントを中心に―」
  2. 山岡華菜子「京阪地域における2拍の助詞アクセントについて―「から」を中心に―」
  3. 澤崎文「四国史宣命の清濁書き分けと表記の踏襲について」
  4. 加藤大鶴「東京弁における1字漢語のアクセント―漢語アクセントの類別を考えるために―」

第16回(2017年8月27日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 屠潔群「言語資料としての『東方雑誌』」
  2. 山岡華菜子「西周のアクセント―『西周文書・稿本(七)』について―」
  3. 加藤大鶴「字音下降拍はどのように実現したと考えるか―金田一春彦『日本四声古義』での音調推定をめぐって―」

第15回(2016年8月27日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 大久保歩美「「ソレデ」「ソコデ」の変遷―後件述語との関係を中心に―」
  2. 新田祥絵「『おあん物語』諸本の漢字使用について」
  3. 山岡華菜子「京阪式アクセントの展開―変化傾向の違いについて―」
  4. 上野和昭「金田一春彦『四座講式の研究』について」
  5. 鈴木豊「声点資料における濁音表示」

第14回(2015年9月6日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 大久保歩美「「ソレデ」の接続詞的用法の成立をめぐって一語化の認定及び用例分析の一試案―」
  2. 屠潔群「日中同素異順語「短縮‐縮短」の形成について」
  3. 山岡華菜子「京阪式アクセント地域における付属語「らしい」のアクセント」
  4. 澤崎文「上代日本語の漢字万葉仮名交じり表記と表記意識」

第13回(2014年9月13日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 李嫣嬋「『日本大辞書』のアクセント注記について」
  2. 山岡華菜子「京阪式アクセント地域における動詞の禁止アクセント」
  3. 澤崎文「『続日本紀』宣命の清濁書き分けと表記意識について」
  4. 加藤大鶴「漢語アクセント史を担う語と担わない語―漢字2字3拍語を例として―」
  5. 鈴木豊「和訓に濁声点を注記する濁音表示法」

第12回(2013年9月7日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 山岡華菜子「京阪式アクセント地域における三拍形容詞のアクセント――淡路島・大阪府南部を中心に――」
  2. 馬之濤「『日本考略』に見られる寄語のアクセント」
  3. 加藤大鶴「字音去声字のふるまい――和化漢文資料を用いて――」
  4. 佐藤栄作「字体を記述することは可能か」

第11回(2012年9月8日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 馬之濤「『日本考略』に見るハ行音・バ行音について」
  2. 澤崎文「『続日本紀』宣命にみえる仮名の一用法」
  3. 吉田健二・新田哲夫「石川県白峰方言アクセントのf0分析:第一次報告」
  4. 坂本清恵「定家の仮名遣と定家仮名遣」

第10回(2011年9月4日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 董廣芳「近代中日語彙交流の資料について――「国~」を中心に―」
  2. 笠万裕美「福岡県における「動詞否定形+終助詞ネ」による行為要求について」
  3. 上野和昭「《報告》故金井英雄先生旧蔵の講式・論議の書について」
  4. 加藤大鶴「漢語声点の伝統性と非伝統性―和化漢文・和漢混淆文資料と『平家正節』の比較から―」
  5. 松永修一「南九州方言アーカイブスからの一考察」

第9回(2010年9月4日、於早稲田大学文学学術院第七会議室)

  1. 山岡華菜子「淡路島四地点のアクセントについて――アクセント変化の進行の違い」
  2. 三原裕子「三笑亭可楽の作品における「ござる」について」
  3. 加藤大鶴「漢語アクセント体系の推定――和漢混淆文資料を用いて」
  4. 鈴木豊「日本紀講書におけるアクセントの取り扱われ方」

第8回(2009年9月5日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 加藤大鶴「『尾張国郡司百姓等解文』における漢語声調の広がり」
  2. 坂本清恵「『仮名文字遣』諸本とアクセントの体系変化」
  3. 秋永一枝「『明解日本語アクセント辞典』作成のプロセス」

第7回(2008年9月6日、於早稲田大学文学学術院第五会議室)

  1. 澤﨑文「『万葉集』における助詞モの用字傾向」
  2. 笠万裕美「福岡県方言語彙「セカラシカ」「シャーシカ」の使用状況およびその史的変遷」
  3. 加藤大鶴「尊経閣文庫本色葉字類抄における声点と漢音声調」
  4. 松永修一「宮崎方言の現在」
  5. 田中ゆかり「着脱される「属性」―「方言おもちゃ化」の時代」

第6回(2007年9月10・11日、於山形県上山市)

  1. 坂本清恵「日本語無意味語反復能力と語彙サイズの関係」
  2. 上野和昭「近世京都における複合名詞アクセント再考」

第5回(2006年9月12日、於早稲田大学文学部第五会議室)

  1. 加藤大鶴「漢語アクセントデータベースの設計と運用」
  2. 鈴木豊「姫考続貂―『古事記』における「-ヒメ」と「-ビメ」―」
  3. 佐藤栄作「『音声研究』「四国諸方言の音声」所載のアクセント関連論文について」

第4回(2005年9月13日、於早稲田大学文学部第五会議室)

  1. 三原裕子「江戸語資料としての後期咄本について」
  2. 加藤大鶴「漢語アクセント史研究の構想(1)――平安時代字音資料からの展望――」
  3. 上野和昭「漢語アクセント史研究の構想(2)――近世漢語アクセント資料の扱い――」
  4. 鈴木豊「『弘仁私記』序の「以丹点明軽重」――『日本書紀』声点の源流を求めて――」

第3回(2004年9月7日、於早稲田大学文学部第五会議室)

  1. 鄭炫赫「キリシタン版国字本の振り仮名」
  2. 加藤大鶴「字音平声軽点の性格-和訓平声軽点との比較を通じて-」
  3. 佐藤栄作「音調とアクセント」

第2回(2003年9月9日、於早稲田大学文学部第五会議室)

  1. 吉田健二「秋田方言アクセントのピッチ指定」
  2. 鈴木豊「連濁の歴史について」
  3. 上野和昭「『平家正節』にみえる多拍名詞のアクセント」

第1回(2002年9月1日、於早稲田大学文学部第五会議室)

  1. 佐藤栄作「下降式音調の聞き取りをめぐる問題」
  2. 坂本清恵「能楽の伝承」
  3. 田中ゆかり「社会言語学の現状と課題」